2017/07/21 12:00

こんにちは。暫定看板娘のあつみです。
今日は「天日干し」のお米に関してです。

先月、実家に帰ったときに母に「『天日干し』のお米が一番おいしいよね。」といわれました。
たしかに、思い返してみれば小学校の時にお米を作っていたのですが(長野の田舎出身なので)、いつも天日干し(はぜかけ)を欠かさずにしていたことを思い出します。

ではなぜ天日干しの方がおいしいのか、調べてみました。

「はぜかけの風景 フリー素材」の画像検索結果

■天然乾燥(天日干し)米とは?
天日干し米の乾燥方法は、自然の爽やかな風や降り注ぐ太陽の恵みを一身に受け、じっくりと時間をかけて乾燥させます。その方法も地方や地域によっては様々で、はぜかけといった昔ながらの自然乾燥法で、20日から一ヶ月ほど、ゆっくりじっくり乾燥させて仕上げます。

今の稲作農家の多くは、稲の収穫時期に入るとコンバインという刈り取りと脱穀を一度に出来る機械で収穫し、
その後の処理として乾燥機に入れ短時間で強制的に乾燥させます。一般的に流通している米の殆どがそれらの機械乾燥によるもの。


■なぜ天日干し米が旨いのか?
ここで、様々な情報が出てくることが判明しました。
・稲の茎から稲穂へ、おいしさが凝縮される為
・乾燥するまでの時間がゆっくりのため、ひび割れしづらい為
・熟し方の足らない米を刈り取ることもあり、はぜかけ中に光合成をし追熟する為

■天日干しのデメリットって?

・天候に左右される。

暑すぎたり、雨が降ったりすると乾燥にばらつきが出るそう。

まとめ
今の乾燥機はずいぶん高性能であると共に、天日乾燥に近くなるような工夫があります。
なので、結局のところ「人の好み」になってしまうとおもうんですが、
ただ、おいしくなるように農家さんがひと手間かれていることが天日干しの一番のおいしさのポイントだと思います。

布団を干すとふかふかになり、良い太陽の香りがするように、機械では出せない味がそこにはあるのかもしれませんね。